こんにちは、おぐしです。
さて今回は、日本で人気のボードゲームランキングを毎年集計している、日本版The One Hundredの過去20年分について、分析してみました!
視点を変えてランキングを分析すると、なかなか面白い結果が見えてきましたよ。
もしあなたが、↓このように思っているなら、きっと役に立つ情報だと思います。
日本で人気のボードゲームって、何だろう?
ボードゲームを買うなら出来るだけ失敗したくない。
なお、ランクインしているものは、比較的重め(プレイ時間が1時間以上)の傾向にあります。
日本版The One Hundredとは?
結果をお伝えする前に、日本版The One Hundredがどのようなものかをご説明します。
日本版The One Hundredとは
佐藤 敏樹さんにより始められた、ユーザーからの投票を元に、好きな「非電子系ゲーム」を100個挙げるプロジェクトです。
ユーザー1人につき15個投票でき、集まった票を上位100までリスト集計されています。
毎年12月にXで投票を呼びかけられていますが、当初はmixiのSNSで募集されていたみたいですね。

mixi=バズドラの会社と言えば、分かる人もいるでしょうか?
当然、日本語での募集。
ということは、投票する人は少なくとも15タイトル以上のボードゲームを遊んできた日本人だと言えますね。
しかし、もう20年も続けられているなんて、継続力に脱帽です!
投票するユーザーが年々増加しており、投票者数の推移は以下とおり。

2017年以降、300人以上まで投票者数が増加していますよね。
多くの人ユーザーが参加していて、ここまでの規模に育っていることも凄い話です。
ちなみに、TOP100にあるボドゲをプレイしているかor所有しているかをカウントして測る「ゲーマー度」が、以下のサイトで診断できますよ。


僕のゲーマー度は14pt
過去20年分のボードゲームをカウントできる、スペシャル版はこちら!

佐藤 敏樹さんについて
発起人である佐藤 敏樹さん(かぴばらさん)について調べてみました。
なんと、ゲームクリエイターだったのですね。
これまでに、いくつものボードゲームをリリースされています。
佐藤さん作品のうちのひとつ「空島の商人」は、僕が以前から気になっていたボードゲームでした。

よし、注文しよう!
ランキング発表
本題に入りましょう。
2005~2024年までの20年分について、いくつかの視点で集計し、ランキングを作成しました。
ちなみに、日本版The One Hundredの20年分のランキングデータを集めるにあたり、Table Games In The Worldを参考にしています。
ボードゲームに関する情報量が圧倒的で、僕もいつもお世話になっているサイト様。
こちらの存在なくしては、そもそも過去のデータが集まりませんでした。(感謝!)
さて、今回のランキングを作るにあたり、独自の評価ポイント「得票pt」を用意しました。
①各年の得票数から偏差値を計算。
➡ 標準化変量 + 2
②新しい年ほど高くなるよう重み付け。
➡ ① × (該当年 ー 2004)
③同じタイトルは各年の平均を取る。
古参!ロングヒットランキング
2005年から全ての回でランクインしている常連ボードゲームを、得票pt順にしたランキングです。
これらはまさに、長きにわたって多くの人に遊ばれてきた定番ゲームと言えるでしょう。
該当するタイトルは、9つしかありません!
プエルトリコ
カルカソンヌ
カタンの開拓者たち
4. 電力会社
5. アクワイア
6. モダンアート
7. エルグランデ
8. ラー
9. バトルライン
世界で、ウン万種類のボードゲームがあると言われる中で投票され続けるなんて、どれだけ優秀なんでしょうか。
興味深かったのが、モダンアート以外の8タイトルは、ドイツの作品であること。
ドイツはボードゲーム大国と冠されていますが、その実力は伊達じゃないですね。
余談ですが、世界3大ボードゲームと言えば「カタン」「カルカソンヌ」「ドミニオン」です。
このうち、ドミニオンがリストに入っていませんね。
理由は単純で、発売年が2008年だからなんです。
ドミニオンも、発売されてからずっと上位にランクインしている人気ゲームのひとつ!
ロングヒットランキング推移
ロングヒットのボードゲームについて、ランキングの移り変わりをグラフにしました。

2016年あたりから、全体的に少しずつ勢いに陰りが見えるようです。
なんだか、時代の流れを感じるのは僕だけでしょうか。
ただ逆の見方をすれば、それだけ面白いボードゲームが増えてきた表れとも言えるでしょう。

裾野が広がることはいいことです!
新定番!トレンドランキングTOP10
それでは、今特に人気の高いボードゲームが何なのか見てみましょう。
算出方法は、得票ptに3回以上ランクインしているボードゲームであることを条件に加えています。
今後も、人気のボードゲームとしてランクインし続ける可能性の高い、強豪作品であること間違いなしです!
テラフォーミング・マーズ
アーク・ノヴァ 新たなる方舟
ブラス:バーミンガム
4. アルナックの失われし遺跡
5. バラージ
6. テラミスティカ:ガイアプロジェクト
7. コンコルディア
8. 宝石の煌き
9. アグリコラ
10. ウイングスパン
結果、テラフォーミング・マーズが1位でした。素晴らしい!
ランクインしたボードゲームの傾向を見ると、大きく2つの特徴がありました。
ひとつ目は、プレイ時間が1時間を超える重量級のゲームが多いことですね。
重量級を遊ぶと、ボードゲーム真の面白さが分かる。そう、暗に訴えられているような気がします。
ふたつ目の特徴が、1人プレイから遊べるゲームが多いことです。
「1人でも遊べるんだったら、どれかひとつでも買ってみようかな?」という気になるし、ベターなアプローチですよね。
トレンドランキング推移
トレンドランキングTOP10に入ったボードゲームについて、ランキングの推移をグラフにしました。

こうやって見ると、テラフォーミング・マーズの、一強っぷりが顕著!
8年連続で、1位を獲得し続けるとは…。
もうひとつ、ヒョロヒョロ~っと2008年から高い順位を保持している水色のグラフがあります。
アグリコラですね。
アグリコラも、よく名前を耳にする有名なボードゲームですが、堅調に人気を得続けている作品だったとは、面白い発見でした!
掘り出し物!?TOP5
最後に、ランキング圏内に1回しか登場しなかったもののうち、得票数の高かったボードゲーム5タイトルを紹介します。
(2024年に初ランクインしたものは除外しました)
キャメロットを覆う影
キャット&チョコレート
ケイラス・マグナカルタ
4. スモールワールド:スカイアイランド
5. トレインズ
一度きりとはいえ、どの作品も40位以内に食い込んでいます。
それだけの得票数を得た実力は確かなので、ひょっとしたらあなたのハマる一作になるやもしれませんよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ランキングに上がったボードゲームを眺めてみると、そのほとんどが重量級でした。
「まだ重量級はハードルが高いかなぁ」と思っている人のために、プレイ時間が1時間以内のものをピックアップしました。
このランキングをきっかけに、あなたの好きなボードゲームが見つかると嬉しいです。
それでは、素敵なボドゲライフを!