こんにちは、おぐしです。
ところで、あなたはカードをシャッフルしながら、こんなことを感じたことはありませんか?
- 「シャッフルって毎回けっこう面倒…」
- 「頑張って混ぜたけど、なんだか不均等な気がする…」
そんな悩みを解消してくれるのがカードシャッフラー。
さて今回は、自動タイプと手動タイプの違いを実際に使って検証しました。
おすすめの使い方から混ざり具合の比較まで、徹底的に紹介します!
カードシャッフラーの存在を知らなかった人も、読み終わる頃には「欲しい!」と思うはずです。
カードシャッフラーとは?
その名の通り、カードを自動または手動でシャッフルしてくれる便利アイテムです。
山に分けたカードを交互に吸い込むように混ぜて、数秒でシャッフル!


1つの山を2つに分ける仕組みのものもあります
ボードゲームでは、カードをシャッフルする機会が非常に多いですよね。
シャッフル回数の多いボードゲームだからこそ、時短だけでなく、シャッフルの均等性や疲れの軽減にも役立ちます。
使ってみた感想
手でシャッフルしていた時は、「上手くシャッフルできてないなぁ」と感じることがしばしばありました。
だから、よく念入りにシャッフルするのですが、そうすると時間がどうしてもかかってしまいます。
といことで、まずは手動シャッフルの種類と、それぞれの悩みについて挙げてみましょう。
シャッフル名
ヒンドゥーシャッフル
日本人がトランプなどでやる、最も一般的な方法をヒンドゥーシャッフルと呼びます。
多くの人になじみのある方法ですが、しっかり混ざりきれていない場合が多いです。

リフルシャッフル
カードを2つに分け、カードの端を反らすようにして持ち、1枚ずつ交互に重ねてシャッフルする方法です。
紙製のカードだと、反る癖が付いてしまうため僕はやりません。
また、ボードゲームカフェによっては、禁止している所もあるようです。

●ウォッシュシャッフル
カードを、テーブルに一度広げて混ぜる方法です。
確実に混ざるので、僕はちょくちょく採用していますね。
ただ、上下の向きがあるカードには不向きです。

ディールシャッフル
カードを複数の山に分けて、1枚ずつ配っていく方法です。
時間はかかりますが、確実にシャッフル出来ます。
僕は、ヒンドゥーシャッフルとディールシャッフルを組み合わせていますね。

シャッフル名 | 悩みどころ |
---|---|
ヒンドゥー | 混ざりきらない |
リフル | カードが痛みやすい/禁止の場所もあり |
ウォッシュ | 上下のあるカードに不向き |
ディール | 時間がかかるが確実 |
手動でのシャッフルにはそれぞれメリットもありますが、「時間」「精度」「カードの痛み」など、意外と悩みが多いのも事実でしょう。
カードシャッフラーを使うと全部が解決♪
手で行うシャッフルで特に悩みとなる、「時間がかかる」と「上手く混ざらない」が、カードシャッフラーを使うと解決します!
「シャッフルがちょっと楽になるだけでしょう?」と侮るなかれ。
繰り返せば繰り返すほど、その便利さがジワジワと効いてきますよ。
それから、パラパラとシャッフルされていく様は、見ていても楽しいですね♪
まもちろん、シャッフルの所作としての格好良さは手動のほうに軍配が上がるかもしれませんが、実用性なら断然こちら!
カードシャッフラーの使い方
使い方は、いたってシンプル。

簡単すぎて拍子抜けするかも?
おススメのシャッフル手順
カードシャッフラーで簡単に混ざるとはいえ、1回だけはちょっとばかり足りません。
なぜなら、最後の数枚が上手く混ざらない場合が多いからです。
例えば、片方が先に終わってしまうと、もう片方の残りのカードはシャッフルされません。

こればかりは、構造上仕方ないでしょう。
そこで、僕がおススメする手順がこちら。
- カードシャッフラーにかける
- 手で軽く数回シャッフル。
- もう一度カードシャッフラーにかける
これだけでも十分混ざりますよ!
スリーブ入りでもシャッフル可能
カードをスリーブに入れている人は、少なくないでしょう。
では、スリーブが入った状態でカードシャッフラーにかけられるのでしょうか?
実際にスリーブを付けた「ニムト」のカードで試してみましたが、、問題なくシャッフルできました。

ソフトタイプのスリーブです
ただ、例えば今回試したニムトのように枚数が多いと、厚みが出る影響で1回でセットできない場合があります。
複数回に分けてセットするので、カードが多い場合はひと手間増えますが、それでも、手でシャッフルするより断然ラク!
自動(電動)と手動の違いを検証!
カードシャッフラーには、電動でシャッフルする自動タイプと、ハンドルを回す手動タイプがあります。
商品概要
まずは、それぞれの商品概要から。
比較項目 | 自動タイプ | 手動タイプ |
---|---|---|
商品名 | CUIYKAI 自動カードシャッフラー | NABESHI カードシャッフラー |
画像 | ![]() | ![]() |
(購入時点の)価格 | \1,780 | \5,500 |
全体のサイズ(W×D×H) | 164×114×73 mm | 229×111×108 mm (ハンドル含まず) |
カードサイズ | 65×100 mm | 65×90 mm |
カード枚数 | 80枚×2 | 80枚×2 |
シャッフル方法 | ボタンを押すだけ | ハンドルを回す |
CUIYKAI自動カードシャッフラー詳細
CUIYKAI自動カードシャッフラーについて、もう少し詳しく解説しましょう。
シャッフラーのバッテリーは、Type-CのUSBで充電できます。
もちろんケーブルが付属していますが、スマホで使用するType-CのUSBケーブルでも問題ありません。
充電中は赤で、充電完了は緑。差込口の中で、ちょっと隠れるように光ってくれていました。

シャッフルするボタンが2つあり、ひとつは「AUTO」。シャッフルし終わると、自動で停止します。
もうひとつは「Manual」で、ボタンを押す限り動作します。


充電中はボタンを押しても動かないので注意!
混ざり具合を徹底検証!
自動と手動で、混ざり具合にどれだけ差があるのか検証しました。
検証パターン
今回、3つのパターンを検証。
- 自動シャッフラー
- 手動シャッフラーで1秒に3回転
- 手動シャッフラーで1秒に1回転
ちなみに、手動シャッフラーの3回転/秒が、自動シャッフラーと同程度の速度です。
評価方法
カード同じ枚数左右にセットし、右カードと左カードが入れ替わった部分をカウントします。
例えば、左右に10枚ずつセットし、以下のように混ざった場合は13pt。

全く混ざっていない場合は1pt、完全に混ざりきったなら19ptです。


今回は左右に50枚ずつセットし、それぞれ10回ずつシャッフルして混ざり具合を検証しました。

左右50枚ずつの場合は最低1pt最高99ptです
検証結果
検証した結果がこちら。
回 | 自動 シャッフル | 3回転/秒 (手動) | 1回転/秒 (手動) |
---|---|---|---|
1 | 83 | 93 | 80 |
2 | 76 | 77 | 61 |
3 | 83 | 81 | 69 |
4 | 87 | 75 | 69 |
5 | 92 | 70 | 70 |
6 | 84 | 84 | 77 |
7 | 90 | 78 | 60 |
8 | 84 | 76 | 67 |
9 | 86 | 65 | 63 |
10 | 81 | 78 | 57 |
平均 | 84.6 | 77.7 | 67.3 |
結果、自動シャッフラーの方が高い水準でシャッフルできているという結果に!
グラフにすると、より分かりやすいかも。

カードを送り出すローラー部分を見ても、自動シャッフラーの方がしっかりしているようです。

それから、手動シャッフルの3回転/秒と1回転/秒を比較してみても、結果に差が出ていますね。
手動シャッフルの場合、ハンドル速く回すとより混ざりやすいことが分かります。
補足(検証結果)
手動シャッフルは、2回転/秒の速さでも試していますが、3回転/秒と比べて大きな差は見られませんでした。(平均77.1pt)
3回転/秒が77.7なので、0.6ptの差はありますが、これは統計的に差があると言えるほどの開きではありません。
つまり、手動シャッフルの場合は2回転/秒の速度で回せばOKです!
結論:どちらがおすすめ?
お値段は自動の方がやや高めですが、「ボタンを押すだけで均等に混ざる」便利さは代えがたい!
シャッフルした後のカードを取り出すのも簡単ですし、ハンドルがなくコンパクトなので、収納面でも軍配が上がりますね。
ただ、自動と手動では2倍以上の価格差があります。
一番の目的はシャッフルの時短なわけで、たしかに混ざり具合に若干の差があるものの、大きな欠点とも言えません。
価格重視なら、手動シャッフラーで十分です。
ちなみに、カードの痛みが気になる方もいると思いますが、50回以上シャッフルしてみて、カードのダメージは特に感じられませんでした。
過度に心配しなくてもいいでしょうね。
まとめ:もっとラクして、もっと楽しいボードゲームを!
カードシャッフラーは、単なる時短アイテムにとどまりません。
シャッフルのストレスをなくして、ゲームに集中できる環境を作ってくれる、まさに影の立役者♪
それでは、パラパラと快適なボドゲライフを!