こんにちは、おぐしです。
突然ですが問題です。
こちらに、2枚のまるいカードがあります。
2つのカード両方に、全く同じ絵柄がひとつだけあるのですが、あなたはすぐに見つけられますか?

さて今回は、2つのカードにある同じマークを、いかに素早く見つけられるかを競うカードゲーム、ドブルについて紹介します。
超シンプルなルールなのに、大人気なこのゲーム。
その理由が、この記事で少しでも垣間見えてくれれば、僕は嬉しいです!
ボードゲームの概要
データベース
タイトル | DOBBLE |
発売年 | 2023年 |
対象年齢 | 6才~ |
プレイ人数 | 2~8人 |
プレイ時間 | 15分 |
ゲームの種類 | パターン認識 |
箱のサイズ | 10.0 x 10.0 x 2.5cm |
受賞歴 | 日本経済新聞 世界のボードゲームランキング1位 |
パッケージ・内容物






どんなボードゲーム?
2つのカードを見比べると、必ず同じマークがひとつ存在します。
最初に出した問題では木、ですね。

ドブルは、2つのカードにある共通するマークをどんどん探していくゲームです。
遊べるゲームは5種類あり、どれもみんなで盛り上がって楽しめるものばかりですね。
レビュー
おぐしの感想
まず思ったのは、「必ず一致するマークがあるなんて不思議」です。
これって、誰もが思うことではないでしょうか?
組み合わせ論の射影条件に基づいて、設計されているのだそうですが。
通常のユークリッド平面とは異なる幾何学的構造を記述するためのものです。例えば、射影平面では、直線が平行な概念が存在しない(2つの異なる直線は必ず1点で交わる)などの性質があります。

なるほど、分からない!
難しい話は置いておきましょう。
ルールは凄いシンプルで、ただ同じマークを探すだけなのに、何故か見つからない!
どんどん場面が変わっていくからなのか、一度ハマると全然見つけられなくなっちゃって、アワアワします。
老若男女問わず楽しめる、というかむしろ、子供が強者になれるゲームかもしれません。
なので、家族みんなで遊ぶにはもってこいのゲームですよ!
みんなの感想
みんなが遊んでいる様子を、ちょっとだけXのポストからのぞいてみましょう!
ドブルは、ドラえもんやディズニー、ポケモンなどなど、色んなバリエーションがあります。
人気の程が伺えますよね。
ルール説明
ドブルには、5つのミニゲームが用意されています。
その前に、カードに描かれているマークにはどのようなものがあるか確認しておきましょう。
マーク一覧
ドブルに使われているマークは、基本分かりやすいものばかりです。
他のプレイヤーに伝われば、描かれているマークをどう呼んでも構いません。
構わないのですが、いくつか「これは何と言えばいいの?」というマークがあるので、それぞれの呼び方の例を挙げました。
分かりにくそうなマークは、前方に寄せています。

























































商品と一緒に、全マークの一例を記載した用紙が入っていることもあるようです。
僕が購入したドブルにはなかったのですが、同じようにない人には参考にしてください。
ゲーム1 – ザ・タワー
ゲームの目的
中央に置かれている山札から、いかに多くのカードを獲得できるか勝負します。
本番の流れ
- 準備プレイヤーに1枚、残りは中央へ
各プレイヤーの手元に、カードを裏向きにして1枚ずつ配ります。
残りのカードは、表向きにして中央に置きましょう。
これで準備は完了です。
- STEP1ゲーム開始
プレイヤー全員、同時に手持ちのカードを表にめくります。
中央のカードと同じマークを探し、見つけたら誰よりも早くマークを宣言しましょう!
例えばプレイヤー青なら、「てんとう虫!」と宣言します。
宣言が他プレイヤーよりも早かったら、山札のカードはプレイヤー青のもの。
中央のカードを1枚手元に置きましょう。
さて、中央のカードが新しくなりました。
中央のカードと一致するマークを見つけたら、プレイヤーはすぐに宣言しましょう。
これを繰り返し、誰よりも多くカードの獲得を目指します。
- STEP2山札がなくなったらゲーム終了
獲得したカードの枚数を数え、一番多かったプレイヤーの勝利です!
ゲーム2 – 井戸掘り
ゲームの目的
手元にある山札を、いちばん早く出し切ってしまえるかを競う勝負です。
本番の流れ
- 準備中央に1枚、他のカードはプレイヤーに配る
中央に、カードを表にして1枚置きます。
残りのカードは裏の状態で、プレイヤーへ均等に配ります。
これで準備は完了です。
- STEP1ゲーム開始
プレイヤー全員、同時に手持ちのカードを表にめくります。
中央のカードと同じマークを探し、見つけたら誰よりも早くマークを宣言しましょう!
例えばプレイヤー橙なら、「錠!」と宣言し、手元のカードを中央へ1枚置きます。
中央のカードが変わりました。
中央のカードと手元のカードで、一致するマークが見つけら、すぐに宣言しましょう。
これを繰り返し、誰よりも早く手持ちのカードを減らしてしまいます。
- STEP2誰かの手持ちがなくなったらゲーム終了
手持ちのカードが、一番早くなくなった人の勝利です!
ゲーム3 – アツアツポテト
ゲームの目的
自分の手持ちのカードと、他の誰かの手持ちのカードで一致するマークを早く見つけて、カードを押し付け合います。

一瞬で勝負がつく超お手軽ゲームです
本番の流れ
- 準備1枚ずつカードを配る
プレイヤー全員に、カードを裏向きにして1枚ずつ配ります。
手のひらに置いたら、準備は完了。
- STEP1ゲーム開始
プレイヤー全員、同時に手持ちのカードを表にめくります。
自分のカードと同じマークを探し、見つけたマークを宣言して、相手の手の上にカードを重ねましょう!
例えばプレイヤー緑の場合、自分のカードとプレイヤー青のカード、もしくは自分のカードとプレイヤー橙のカードを見比べます。
先にプレイヤー橙のカードとのマークが見つかったら「インク!」と宣言し、手のひらへカードを置きます。
カードを重ねられたユーザーは、重ねられたカードが新たなカードとなります。
重ねられたカードと他のプレイヤーのカードとで、一致するマークを見つけなければなりません。
最後まで、手にカードが残ったプレイヤーの負けです。
負けたプレイヤーは、手に残ったカードを近くに置いておきます。
- STEP2何ラウンドか繰り返してゲーム終了
5ラウンド以上繰り返し、一番負けた回数の少ないプレイヤーが勝利です!
ゲーム4 – 毒された贈り物
ゲームの目的
自分の手元にあるカードが、一番少なかったプレイヤーの勝利です。

ザ・タワーは自分に、毒された贈り物は相手にカードを置くルールですね
本番の流れ
- 準備プレイヤーに1枚、残りは中央へ
各プレイヤーの手元に、カードを裏向きにして1枚ずつ配ります。
残りのカードは、表向きにして中央に置きましょう。
これで準備は完了です。
- STEP1ゲーム開始
プレイヤー全員、同時に手持ちのカードを表にめくります。
中央のカードと、他のプレイヤーのカードから同じマークを探します。
見つけたらマークを宣言して、同じマークがある相手の手元にカードを重ねます。
例えばプレイヤー青は、「がいこつ!」と宣言し、中央のカードをプレイヤー橙の手元に積み上げます。
カードを重ねられたユーザーは、そのカードが新たなカードとなります。
その後は、重ねられたカードと他のプレイヤーのカードとで、一致するマークを探します。
これを繰り返し、出来るだけ他プレイヤーのカードが積みあがるようにしましょう。
- STEP2山札がなくなったらゲーム終了
受け取ってしまったカードの枚数を数え、一番少なかったプレイヤーの勝利です!
ゲーム5 – スリーカード
ゲームの目的
9枚並べられたカードの中から、一致するマーク3つを、いかに多く見つけられるか競います。
本番の流れ
- 準備カードを9枚表にしておく
カードの山から、9枚を表にしてプレイヤーの中央に3×3の形に並べたら、準備完了です。
残りのカードは、裏にして場の近くに置いておきます。
準備が整うまでは、待っているプレイヤーはマークを探さないようにしましょう。
- STEP1ゲーム開始
9枚のカードから、3つの共通するマークを見つけたプレイヤーは、いち早くマークを宣言しましょう。
見つけたら、カード3枚を獲得!自分の手元に置きます。
例えば、プレイヤー青がはさみを3つのカードに見つけたら、「ハサミ!」と宣言し、3枚のカードをゲットします。
山札から3枚を取り、空いたスペースに表にして置きます。
おぐし獲得したプレイヤーが置く決まりにするといいでしょう
置き換えられた9枚のカードから、再び3つの共通するマークを探します。
見つかったら、またすぐに宣言します。
これを繰り返して、誰よりも多くカード獲得しましょう。
- STEP23枚マークが見つからなくなったらゲーム終了
9枚補充できなくなるか、3枚のマークが見つからなかったらゲーム終了。
一番カードを多く獲得した人の勝利!
それでは、アワアワする状態を楽しみながら遊ぶボドゲライフを!