こんにちは、おぐしです。
料理に関してはからっきしな僕ですが、料理を模したボードゲームなら、料理が得意な人に勝てるかもしれない!
そんな安易な思いで、手にしたのがホッパーエンターテイメントから出ている「レシピ」です。
さて今回は、具材を集めて料理を完成させる「レシピ」について、ルールや評判などをまとめました。
レシピは、小さな子供にも大人気のゲームで、色んなシリーズが出ています。
この記事で、ぜひどんなゲームなのかチェックしてください!
ボードゲームの概要
データベース
| タイトル | レシピ |
| 発売年 | 2014年 |
| 対象年齢 | 4~ |
| プレイ人数 | 2~4人 |
| プレイ時間 | 約5分 |
| ゲームの種類 | セットコレクション |
| 箱のサイズ | 9.2 x 12.7 x 2.0cm |
パッケージ・内容物





どんなボードゲーム?
「レシピ」は、家族みんなで楽しめる料理テーマのカードゲームです。
対象年齢は4歳以上、プレイ人数は2〜4人、1ゲームは約5分と、小さな子供でも遊べるよう設計されているのが素敵ですね。
「ハンバーグ」や「スパゲティ」など、子どもが大好きなメニューがずらりと8種類登場します。
料理を完成させるために、必要な6種類の「具材カード」を集めるのがプレイヤーの目的になります。
他プレイヤーが捨てたカードをゲットする「レシピ!」と叫ぶ瞬間が、ゲームの盛り上がりポイント!
相手の動きを読みながら、カードを出すタイミングを見極める駆け引きも楽しいですよ。
ルールはシンプルで、イラストやひらがな・カタカナ中心の表記なので、小さなお子様でも安心です。
具材が揃ったら、「できあがり!」と叫んで完成を宣言します。
シリーズ展開も豊富で、スイーツやパン、和食など好みに合わせて選べるのも嬉しいですね。
コンパクトな箱サイズなので、旅行やお出かけ先でも活躍するでしょう。
家族の会話が自然と増える、食育にもつながる知育系ボードゲームです!
レシピシリーズのメニュー
レシピシリーズには、それぞれどのようなメニューがあるのでしょうか?
公式サイトを参考に、まとめました。(2025年時点)
| タイトル | メニュー(一部) | |||
|---|---|---|---|---|
| レシピ | オムライス | カレーライス | ぎょうざ | スパゲティナポリタン |
| わしょくレシピ | おでん | おやこどん | さけのホイルやき | すきやき |
| ワールドレシピ | えびシュウマイ | ケバブ | タコス | チキンフォー |
| みんなのレシピ | エビチリ | おこのみやき | からあげ | クリームシチュー |
| かなざわレシピ | おしずし | かなざわおでん | かなざわカレー | かぶらずし |
| おきなわレシピ | うみぶどうどん | ゴーヤチャンプルー | ソーキそば | ソーミンチャンプルー |
| ほっかいどうレシピ | いしかりなべ | かいせんどん | さっぽろラーメン | ザンギ |
| スイーツレシピ | レモンチーズケーキ | ようなしのタルト | モンブラン | ミックスベリーパンケーキ |
| トキメキスイーツレシピ | カヌレ | ティラミス | フルーツゼリーケーキ | マカロン |
| ハワイアンレシピ | アサイーボウル | オックステールスープ | オパカパのムニエル | ガーリックシュリンプ |
| クリスマスレシピ | クリスマスケーキ | カップテリーヌ | クリスマスピッツァ | クロックムッシュ |
| クリスマスレシピ2 | アクアパッツァ | コーンポタージュ | パンプディング | リースサラダ |
| クリスマスレシピ3 | アヒージョ | オニオングラタンスープ | クリスマスドッグ | チキンハニーマスタードやき |
| ふくいレシピ | あげいりカレーライス | おろしそば | さといもコロッケ | ソースかつどん |
| あおもりレシピ | しじみラーメン | しょうがみそおでん | とわだバラやき | はちのへせんべいじる |
| ハロウィンレシピ | コルカノン | デビルエッグ | バーンブラック | パンプキングラタン |
| 100秒でわかる 名作劇場レシピ | かぐやひめ | シンデレラ | はくちょうのみずうみ | ロミオとジュリエット |
| ハッピーパンレシピ | あんパン | ウインナーロール | チョココロネ | メロンパン |
| 京のおばんざいレシピ | おからのたいたん | かもなすでんがく | しらあえ | にしめ |
| あったかなべレシピ | かになべ | ちゃんこなべ | みずだき | もつなべ |
| しずおかレシピ | しずおかおでん | するがどん | はこずし | ふじのみややきそば |
| エブリィレシピ | ひろしまおこのみやき | ピザ | ハンバーグ | にぎりずし |
| 大きなレシピ | オムライス | からあげ | カレーライス | ぎょうざ |
こうやって見ると、日本のご当地メニューって、本当に沢山あるものですね。
ルール説明
ゲームの目的
各プレイヤーに割り当てられたメニューカードには、6つの具材が描かれています。
プレイヤーは、手札の具材カードを交換しながら、誰よりも早く描かれた具材を集めましょう。
例えば「ぎょうざ」の場合、具材カードは「ぎょうざのかわ」「ねぎ」「ぶたひきにく」「にら」「にんにく」「きゃべつ」を集めることになります。

ゲームの流れ
準備
各プレイヤーに、キッチンカウンターを配ります。
プレイヤーは、自分の目の前にキッチンカウンターを並べて配置してください。
横断したメッセージがあるので、それを見て並べる方が手っ取り早いです。
子ども向けには、「カードの境目のマークが合わさるように」と説明した方がいいでしょう。

具材カードをシャッフルし、裏のまま6枚ずつ配ります。

残った具材カードは、中央へ山札にして置いておきましょう。

メニューカードを裏にして、ひとりずつ好きなカードを1枚引きます。
その他のメニューカードは使用しません。

プレイヤーは、具材カードとメニューカードを他プレイヤーに見えないように手札として持ちます。
メニューカードにある具材カードがある場合、キッチンカウンターに裏返しの状態でおきます。

メニューカードと同じ並びで置くと分かりやすいでしょう

これで準備完了!
本番の流れ
- STEP1スタートプレイヤーを決定
じゃんけんでスタートプレイヤーを決めます。

(次のSTEPへ)
- STEP2必要のない具材カードを交換
手札の中から、メニューに必要のない具材カードを山札の横に、表にして出します。
続いて、山札から1枚取り、手札に加えましょう。
手札に加えた具材カードがメニューの具材にある場合具材カードをキッチンカウンターに置きます。
具材があと1枚で揃うリーチです!「ごはんですよ」と宣言してください。
(次のSTEPへ)
具材が全て揃った「できあがり!」と宣言し、宣言したプレイヤーの勝利です。
(ゲーム終了)
- STEP3捨てられた具材カードを獲得
プレイヤーが捨てた具材カードを、他のプレイヤーは拾うことが出来ます。
捨てられた具材カードが自分のメニューにあるものだった場合は、「レシピ!」と宣言してキッチンカウンターに置いてください。

もし、複数のプレイヤーがレシピを宣言したときは、具材を捨てたプレイヤーの次の手番に最も近いプレイヤーが優先になります。
手札に加えた具材カードがメニューの具材にある場合具材カードをキッチンカウンターに置きます。
具材があと1枚で揃うリーチです!「ごはんですよ」と宣言してください。
具材が全て揃った「できあがり!」と宣言し、宣言したプレイヤーの勝利です。
(ゲーム終了)
キッチンカウンターに置いた後、手札から不要な具材カードを山札の横に、表にして出します。

このとき、捨てられた具材カードは、さらに他のプレイヤーが獲得できます。(STEP3の繰り返し)
おぐし「レシピ」が連続したら祭り状態!
「レシピ」を宣言する人がいなくなったら、最後に具材カードを捨てたプレイヤーの左隣りに手番が移ります。
(STEP2へ戻る)
ルールをアレンジするのも面白い!
親と子どもでプレイする場合、親は具材カードをキッチンカウンターに置くとき、表にすると、いいハンディになるでしょう。

大人同士でプレイする場合でも、全員が具材カードをして遊ぶと、他プレイヤーが何を作ろうとしているか読みやすくなり面白かったです。
ただ、確実に分かってしまう具材があるので、それだけは裏にしていました。
例えば、「ぎょうざ」のメニューの場合「ぎょうざのかわ」があると、これ1枚で何を作ろうとしているか分かってしまいますからね。

レビュー
おぐしの感想
3人で遊んだ時の感想です。
最初はほとんど運任せで、ただただ具材カードを集めていました。
ただ、何度か遊んでいると、他プレイヤーが何のメニューを作ろうとしているか分かるようになります。
それからは、メニューの完成を妨害するように、そして自分のメニューを早く完成させるように考えるバチバチ感が面白かったですね!
子どもとプレイする場合は、逆のスタイルで遊ぶ方がいいかもしれません。
妨害するような動きが出来る、ということは逆に、子どもに勝たせるように動くこともできるはず。
そうやって、まずは楽しさを覚えてもらうのも、素敵な方法だと思います!
みんなの感想
みんなが遊んでいる様子を、ちょっとだけXのポストからのぞいてみましょう!
家族では、親と子供とのやりとりが微笑ましく、地域版やご当地料理が登場するなど、コレクション性も人気のようですね。
大人同士でもワイン片手に盛り上がり、幅広い世代に愛されるボードゲームとして高い評価を受けていることが分かります!
おわりに
僕個人の感覚では、トランプのババ抜きに似た手軽感がありました。
小さな子どもと遊ぶときは、ちょうどいい難しさで、もってこいです!
ぜひ、コミュニケーションツールとして活用してみてはいかがでしょうか?
シリーズが豊富で、「スイーツレシピ」「和食レシピ」「クリスマスレシピ」、その中でも異色な「名作劇場レシピ」なんてものもありました。
もしかすると、あなたのコレクション欲をくすぐっちゃうかもしれませんよ?
それでは、バチバチなボドゲライフを!










